必読!実家暮らしの新社会人に生命保険は必要?役立つプラン5選と注意点
こんにちは。
そろそろ入社後の研修が終わり配属が決まり少しずつ部署の一員として活躍を始められたころだと思います。
そんな新社会人の方々に生命保険の営業の方々が提案書を作って持ってこられている時期ですね。
多分説明を聞くと全部必要だと思われると思います。
ですが、必要か不必要かしっかり考えないとせっかく払う保険料がムダになるかもしれません。
私目線でお勧めと注意点を考えてみました。
そろそろ入社後の研修が終わり配属が決まり少しずつ部署の一員として活躍を始められたころだと思います。
そんな新社会人の方々に生命保険の営業の方々が提案書を作って持ってこられている時期ですね。
多分説明を聞くと全部必要だと思われると思います。
ですが、必要か不必要かしっかり考えないとせっかく払う保険料がムダになるかもしれません。
私目線でお勧めと注意点を考えてみました。
それではお勧め5選です!
①円建て終身保険
これは円貯金+保障を確保する保険です。
保険金額は300万円。23歳で60歳払いのプランで支払保険料は5000円前後です。
またこの終身保険の変形型で特定疾病終身保険や長生きリスクに対応しているタイプでも良いです。
保険料は1000円前後上がりますが将来のリスクを若くて保険料が安いうちにカバーしてしまいます。
デメリットは長期で考えるとインフレに負ける可能性が高いのと保険ですから早くに解約すると大きな損失を出します。
②米ドル建て終身保険
これも保障ですが資産運用にもなります。
保険金額は3万米ドル。23歳で60歳払いのプランで支払保険料は33米ドル前後です。
これは保険料が米ドル建てなので毎月変動します。
1米ドル100円なら33米ドルだと3300円。1米ドル120円なら3960円。1米ドル90円なら2970円です。
万一のことがあり受取人様が保険金を受け取るときも円で受け取る場合は変動します。
1米ドル100円なら3万米ドルなので300万円。1米ドル120円なら360万円。1米ドル90円なら270万円です。
資産運用の側面で考えると外貨を長期にわたって買い続けるので通貨のリスク分散になります。
将来解約するときに米ドルの口座を開きそこに返戻金を入金してもらい、その米ドルで「ハワイ旅行!」なんてこともできます。
円建てで考えると死亡保険金、支払保険料、解約返戻金全てが変動します。
米ドル建てでは全て変動しません。いわゆる為替リスクです。
これも保険ですから早期解約は大きな損失を出します。
③変額保険
これも保障と投資を兼ね備えている保険です。
支払った保険料を投資信託で運用するものです。保障としての死亡保険金は下がりませんが解約返戻金が変動します。
また払込み保険料も変動しません。
死亡保険金、支払保険料は変動せず、解約返戻金が変動する保険です。
これは保障を確保しながらドルコスト平均法でコツコツ資産運用するタイプです。
過去に私は学資の一部を養老タイプの変額保険で方法で確保しました。(かなり昔ですが)
これも保険ですから早期解約は大きな損失を出します。
少しずつの契約がおすすめ
①の円建てと②米ドル建て又は①円建てと③変額タイプのどちらかの組み合わせを持っておいたら保障もとれるし少しでも資産運用できますね。
半分ずつ契約するとこれだけで1万円以上の出費になるかもしれませんが掛け捨てではないので預貯金の予算を振り分けてはどうでしょう。長期的な目線が必要にはなりますが。
円建てだけでは資産運用と考えた場合解約返戻金がインフレリスクに対応できないかもしれないです。
でもインフレになれば円建ての支払保険料の負担は軽くなります。
米ドル建てのリスクは米ドルが上がれば円での保険料負担が大きくなります。でも円での解約返戻金や保障が上がってきます。
変額保険はインフレになると保険金と運用資金は一般的には上昇すると考えられます。
しかし世界同時株安もあるのでリスクを理解し軽減しなければいけませんので時間を味方につけます。
そんな風に考えると組み合わせて半分ずつの契約がお勧めですね。ですが資金的に無理は禁物です。
そして生命保険料控除も使えますので利回りも上がります。
あと残り2選
④終身払いの医療保険
まだまだ若いのですから入院の備えをしっかり確保することは考えなくてよいです。
ただ何もないのも不安かもしれないので「がん特約」と「先進医療特約」を付加できるような掛け捨ての安い医療保険があってもいいと思います。
ごく稀にですが若くして「上皮内がん」を発症される方がおられます。
完治しますが一度「上皮内がん」になると「がん保険」に入りにくくなります。入れる保険会社が限られてきます。
医療保険は医療技術に比例して変化していく傾向にありますので契約しはじめは終身払いで安く払っておいて何度か乗り換えていくのがお勧めです。
⑤がん保険
④と共通しますが最近は検査の精度が増していてがんの早期発見率が上昇していますので早くに確保されてもいいと思います。
この仕事をしていてお若い方のがん給付を経験しています。
医療保険に付加されない場合はご準備をされてもいいと思います。いざ、治療!となると経済力は必要です。
今のところなくてもいい保障
掛け捨ての大きな死亡保障・就業保障・介護保障などは不要
そもそも掛け捨ての大きな保障はまだ必要ないです。
掛け捨てで一定期間の保障は必要な期間だけあればいいのです。
例えば結婚し家のローンを組み、子供が生まれて教育費の準備がスタートするなんてときは死亡保障に加えて就業不能も必要かもしれません。
また独立開業して開業資金を銀行から借りたときとか。
人生で何かを守らなければいけなくなったとき保険にリスク転嫁をするのです。
100%は無理でも降りかかるリスクを軽減します。
それが本来の保険ではないでしょうか。
加入する時の注意点
保障期間と支払保険料の変化がないかどうかをきちんと確認する。
変化があるということは更新型なのです。更新型が悪いのではなく今必要かどうかをしっかり考えてください。
保険証券を分ける。
一つのパッケージプランだと加入時は悪くないかもしれませんが見直す時にいろんなルールが絡んできます。
例えば、もう主契約の終身保険300万円だけにしたいとなっても、保障は全部で1000万円ないと特約が減らせないとか。
途中でがん特約を付加したいけどできないとか。
なのでそもそも独立した保険をもっておけば見直す時に自分の環境に合わしやすくなるのです。
A社、B社、C社と管理は少し面倒でも大切なお金を払うのですからそこは頑張りましょう。
そしてすみずみまで提案書を読む!
これ大事ですよ。
うちの事例
子供が社会人になった時に加入させた保険
①特定疾病保障保険・終身タイプ 500万円(告知枠最大)55歳払い(これが最短でした)
本当は1000万円にしたかったのですが子供に支払保険料で拒否されました。
少し前の保障なので脳卒中と心筋梗塞に関しては今より給付要件は厳しめです。
がん保障に関しては最近の保険とほぼ変わらない給付要件です。(上皮内がん以外の診断給付金)
②女性専用の医療保険 終身払い
日額5,000円、女性疾病5,000円、先進医療付加
この二つです。
今はもう少し増やしていますがほとんど資産系です。
最後に すみずみまで提案書を読む!
これは忘れないでくださいね。本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
お役に立てれば幸いです。
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